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048-737-12062025/09/27
お彼岸も終わり、朝晩の気温がぐっと下がって秋の訪れを実感するようになりました。
過ごしやすい日も増えて、エアコン要らずなお宅も多いことでしょう。
季節の変わり目は体調を崩しやすいとよく言われますが、この時期では、夏に蓄積された疲労が十分に回復されないまま秋へ突入することで急激な気温や気圧の変化に対応できず、自律神経の乱れによって様々な不調が現れたりします。これは『秋バテ』とも呼ばれます。
犬や猫では、胃腸の動きの低下による食欲不振、嘔吐、下痢などの消化器症状が多く見られます。軽度の場合は皮下補液や制吐剤、消化管運動改善剤、整腸剤などの対症療法で改善することが多いですが、なかには重度の胃腸障害に移行する例もありますので注意が必要です。
この時期は換毛期であり猫の場合(特に長毛種)はグルーミングによって胃内に毛玉ができやすく、そのせいで嘔吐が増えることもあります。毛玉はときに消化管閉塞を起こすこともありますので、こまめなブラッシングや毛球形成防止剤の投与などでケアしてあげましょう。
梅雨時の気候と比べて気温や湿度が低いため不快指数は低くなりますが、空気が乾燥することによって呼吸器疾患をお持ちの子は咳が出やすくなったりします。乾いた空気を感じる日は、ほどよい加湿(加湿器がない場合は、水を張った容器の設置や濡れたタオルを吊るすなど)をしてみるのも一つです。
その他、急な冷え込みによって関節炎や腰痛、泌尿器疾患の悪化が見られることもあります。
どのような症状でもやはり早期の対応が大切です。なんだかおかしいな…という程度でも、まずはご受診ください。
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